通常のキーボードを本格的な親指シフトキーボードにする無料の方法

親指シフトエミュレータを使って、普通のキーボードで親指シフトをしている人は多いと思います。

私もその一人で、安価な良品として人気のあるロジクール K120を使っています(4年目でも元気)。

「J」のちょうど下方に「変換」があるので、これを右親指に設定すると、親指シフトには都合が良いです。

長くそれでやってきたし、それだけでもいいのですが、欲が出てきまして、もっと本物の親指シフトっぽくしたくなりました。

そこで、このキーボードをもとに、以下のような極めてかんたんな工作をしてみました。これが案外成功したので共有したいと思います。

以下、流れとしては、キーを外して、位置を変えて、押板を自作して、貼り付けるというだけです。

キーを外す

必ず外すのは以下の2つのキーです。

  • 「スペース」キー(使わないので片付ける)
  • 「無変換」キー
下の角に、固くて薄いものを挿すと外しやすい。

キーの位置を変える

「スペース」のあったところを「無変換」に(下の金具は無視)。

押し板をつくる

サイズ縦2cm×横3.5cmのものを2片つくります。

硬いものなら何でもよいが、ここではCDのトレイを利用。

貼り付ける

板の裏に、巻きセロテープ。これでもまずまずですが、ボンドでくっつけてしまうのがおすすめ。

貼る前に、クッションとしてプチプチかスポンジ片を少し入れておく(重要)。量は適宜調整。

なお、使用しないテンキーの「/」を、「無変換」のあった位置に移動させて、見栄えを整えておきました。
文字を書いて貼った状態。
キーを押してみて、強度が弱かったら、キー右側面にテープを貼って補強(最初からボンドで貼っておけばこの必要はない)。

終わりに

私のは見栄えは雑ですが、皆さんはキレイなのを作ってください。^^;

一番貧弱なセロテープによる貼付けでも、機能的には十分なものができました。この記事もこれで書いています。

なかなかよい親指シフト代理キーボードに巡りあえない人は、このほぼ無料の方法を試してみてはいかがでしょうか。

★★★追記★★★

十分実用に耐えると判明したので、ボンドでくっつけました。下部クッションは、プチプチからスポンジに変えました(見栄えのため黒く塗ったので目立たない)。