謎の豪族 蘇我氏 (文春新書) 水谷 千秋
一般に、蘇我氏は天皇を差し置いて政治をわがものにしていたため中大兄皇子と中臣鎌足に滅ぼされたとされる。だが、むしろこの二人は、蘇我...
一般に、蘇我氏は天皇を差し置いて政治をわがものにしていたため中大兄皇子と中臣鎌足に滅ぼされたとされる。だが、むしろこの二人は、蘇我...
ビジネスに優れているだけでなく、子供の頃の夢を忘れないで、嘲笑されても信念を曲げないで発掘に挑んだシュリーマンみたいな純粋なタイプ...
めっぽう面白い自伝として定評がある本書。たまにパラパラとめくってみる。 慶応の経済というといまや看板学部の一つであるが、創設...
縄文人の土台に渡来弥生人が重なったのが日本人だという広く信じられた説がある(二重構造説)。本書は鈴木尚氏の説を援用しながら二重構造...
書き方がチャラいのが面白い。ざっと復習したい人におすすめ。 たとえば吉野に身を引いて皇位をねらっていた大海人皇子(天武天皇)...
我々はいま当たり前のように歴史に触れることができるが、それは、史料を大事に残そうとしてきた先人の努力や、ほとんどの人が読めないよ...
西暦672年、古代史最大の争乱・壬申の乱が勃発した。この争いが天智天皇亡き後、大海人皇子と大友皇子による皇位継承権をめぐる対立か...