後悔と自責の哲学 (シリーズ・道徳の系譜) 中島 義道
漫然と読むと、著者のエッセイ寄りの筆に引きずられて、なんとなくおもしろかったという感想で終わってしまいそうだが、枝葉を取り除くと本...
漫然と読むと、著者のエッセイ寄りの筆に引きずられて、なんとなくおもしろかったという感想で終わってしまいそうだが、枝葉を取り除くと本...
フーコー入門 (ちくま新書) 中山 元 ことがら自体の深さもあり、また内容が凝縮されていることもあり、読後に「人に説明で...
以前、同じ著者による『相対主義の極北』にトライしたが、そのあまりのしつこさに三歩歩まず挫折。 にもかかわらず類書のないユニー...
大きな物語の衰退の中で、従来とは「想像力の環境」が違ってきている。 従来の文学(広義)が現実を写生していたのに対し、ライトノ...
前半は小説技法の話。タイトルを思えば少し蛇足か。後半はタイトルどおりの内容で、以下の13の視点が具体的な批評例とともに簡潔に紹介さ...
この本はマルコムの文のうまさが際立つ。贅肉がなく過不足のない良質の文章で、小説のようにおもしろく読めた(訳のうまさもあろう)。知...
著者の別の書を読んだことがあるが、相変わらず独特のスタイルの日本語を書く人だなあと思う。いわば、もぞもぞと、ねちねちと、思考はう...