不可能性の時代 (岩波新書) 大澤 真幸
「現実から逃避」するのではなく、むしろ「現実へと逃避」する者たち―。彼らはいったい何を求めているのか。戦後の「理想の時代」から、...
「現実から逃避」するのではなく、むしろ「現実へと逃避」する者たち―。彼らはいったい何を求めているのか。戦後の「理想の時代」から、...
動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書) 東 浩紀 著者の議論は刺激に満ちているが、粗雑さや曖昧さ...
ある考え方をする集団や人物を指して、右・左、右翼・左翼、右派・左派などと呼ぶのは、ある文脈において話を明快にする便宜にすぎず、右や...
ソ連という大国が崩壊したため、社会主義は敗北したというイメージが強い。だから、今さらマルクス? と考える人も多いだろうが、本書で示...
派遣切り・ワーキングプア・貧困・ 格差など、喜べない単語がにぎわう世相では、資本主義って実際どうなのか? という思いに至る人は多い...
ウソが通念になる世の中だな、と読後思う。本書を読むと、宮崎勤が「ロリコン」「変態」といった像から程遠い人間であったことが明らかにな...
この写真集には、全共闘について取材を受けないことで知られる、全共闘代表の山本義隆氏が寄稿している。 16ページにわたる文章だ...