萌える男 (ちくま新書) 本田 透

萌える男 (ちくま新書)

著者自身を含めて非モテをどうにか救いたいという気持ちがにじみ出ていて、特殊な意味で愛を感じる。

萌える男 (ちくま新書) 本田 透

内容や著者の立場うんぬんをぬきにして、一般の学者より文章の展開のさせ方が上手で、読んでいて心地が良いというのも本書の特徴。

話が論理的かつ立体的に進む快楽を知っている人には、一読をお勧めである(1)たとえば大澤真幸氏の著作を読むときの感覚に似ていた。

脚注

脚注
1 たとえば大澤真幸氏の著作を読むときの感覚に似ていた。