男と女の友人主義宣言―恋愛・家族至上主義を超えて (Haruka selection) 佐藤 和夫
あまり聞き慣れない主張をする個性的な本。 人は恋愛対象を、「自分の願いを実現してくれる存在」と考えがちであり、それがかなわな...
あまり聞き慣れない主張をする個性的な本。 人は恋愛対象を、「自分の願いを実現してくれる存在」と考えがちであり、それがかなわな...
2ch発の『電車男』とならび、一時流行した本である(そろそろ若い世代は「?」かもだが)。偶然妻の不倫を知った男性が、現場に乗り込む...
著者は「ダメ男(だめんず)」を、「本当は惚れていない男」と定義する。客観的に「ダメ男」が存在するのではなく、あくまでもその人にとっ...
著者今道友信は国際的に活躍をした哲学者である。本書でその業績と人物像が伝わってくる。 学生のころ空襲で家を焼かれたとき、自分...
高校時代よしたにには、憧憬と嫉妬のないまぜになった気持ちを抱いていたクラスメートがいたらしく、そのエピソードを描いた中篇が心に残っ...
生物の教科書に気難しそうに並んでいた「ワトソン-クリック」だが、本書では躍動する。 二人は共同研究者同士ではあるが、常に仲良...
新選組を最強集団にするために鬼となった土方歳三に焦点をあてた、極上の歴史エンターテインメント小説。土方を、のちに政治に重きをおくようになっ...